雑記帳

雑多に供養

推しの目の前で号泣した話











今年の10/30、声優の仲村宗悟さんがランティスからアーティストデビューした。私がその発表を知ったのは本人のツイッターでの投稿だった。
https://twitter.com/ShugoAbc/status/1155353619115335680?s=19
そして友人が爆速でラインくれた
https://twitter.com/enm13/status/1155390692320927745?s=19

私が仲村宗悟さん(以下しゅうご)に出会ってからまだ半年ほどしか経っていない。THE IDOLM@STER SideMに出会ったことがきっかけだった。しゅうごのデビュー作にして出世作である。たまたま見つけたライブのダイジェスト映像に魅せられ、コンテンツに触れて9日目には『3rdLIVE TOUR GLORIOUS ST@GE!SHIZUOKA』のBDが到着していた。

ダイジェスト映像の中でもこのツアー最終日である静岡公演を繰り返し見た。だから最初に見たのはキャラクターではなく楽しそうに歌うしゅうごの姿だった。
https://youtu.be/zrmEYHpmybg

しゅうごに出会ってまだ半年だがそれまでに3回しゅうごに会える機会に恵まれた。
初めて直接会えたのは声優がカラオケするイベント、カラオケMAXの夜の部だった。ヒプマイに魂を置いていた(今でも魂はヨコハマにある)私はチケットを取った段階ではヒプマイのキャストさん以外存じ上げなかったのだがサイドエムを知って男性陣、8人中7人サイドエムのキャストじゃん?!となる大事件。あの日のお客さんがカラオケできるブースは後半ほぼサイドエムの曲だったしなんならムンナイ3回流れた。ブースはコールとダンスの嵐。静岡の円盤を繰り返し見た成果がここで発揮されるとは思わなかったがメチャクチャ楽しかった。
夜の部は出べそステージの真横で、しゅうごがここでBUMP OF CHICKENの『sailing day』を歌ってる姿を肉眼で見たとき、ボロボロ泣いていた。推しが歌ってる姿を見て泣くのは初めてだった。こんなに命を削って、一生懸命、そして楽しそうに人は歌えるのかと。全身全霊のしゅうごが見れたことともう肉眼でしゅうごが歌ってる姿はもう見れないかもしれないという寂しさもちょっとあったと思う。あの日の最後、深町寿成さんと嵐の『Love so sweet』をトロッコに乗って歌うのが見れたのはもうさすがに死んだかと思った。推しと推し(の担当声優)のLove so sweet……気が狂わないわけがない。各地から沸き上がる悲鳴、悲鳴、悲鳴。あぁ、あそこで今ファンサしてるんだなって分かったのでありがたい悲鳴だった。

次にしゅうごに会えたのは10月に行われたバンダイナムコエンターテインメントフェスだった。サイドエムが出演する1日目に参加した。アリーナの後ろのほうだったが速効ブルーベリーのおかげで輪郭がくっきり見えた。

DHC 速攻ブルーベリー 30日分

DHC 速攻ブルーベリー 30日分

輝が所属するDRAMATIC STARS(通称ドラスタ)の『DRAMATIC NONFICTION』のイントロが流れたときは最初特殊イントロかと思ったんだけど、あれ?これ知ってるぞ?でも今日この曲を歌うのは""あり得ない""出来事だぞ……?と思いながら手はペンラをオレンジにしていた。なぜならこの日はドラスタはしゅうごしかいないから。そしたらまさかの西川貴教さんとのコラボ歌唱(一瞬金髪映ったとき桜庭薫役の内田雄馬くんかと思ったのは内緒)。実はサイドエムの曲をサイドエムのキャスト以外の人が歌うのはこれが初めてのことで、その大役をサイドエムのセンターである天道輝がドラスタの代表としてだけではなくサイドエムの代表、新たな可能性を切り開く第一歩に選ばれたことが本当に嬉しかった。しかもしゅうごは輝のパートではなくここにいないメンバー、桜庭薫と柏木翼のパートを担当して歌いきったことにめちゃくちゃドラスタを感じた…………『ドラマチックなノンフィクションを俺たちは手を伸ばして掴むのさ』……お前がドラマチックノンフィクションだよ……………

そして3回目が昨日11/24に行われたデビューシングルのリリースイベント。会場考えると番号はかなり後ろのほうだろうなって思ってたらまさかの一番最後の番号で笑ってしまった。内容はライブとトークとサイン&握手。ライブは表題曲の『Here comes The SUN』としゅうごが作詞作曲した『ゆらゆら』の2曲を披露。表題曲はPV付きでフルであがってます。
https://youtu.be/7VienDfV2i0

ゆらゆらはオペラグラス覗きながら泣いていた。しゅうごがキャラクターを背負ってではない、仲村宗悟仲村宗悟の曲を歌っているんだって噛み締める瞬間でもあった。しゅうごは何度か自作の曲を披露しているけど半音下がるキーの使い方が印象的で、ゆらゆらはサビの「流れ星」の「れ」が半音下がるとこがほんと好き。あとしゅうごのファルセット大好き。しゅうごのファルセットはいいぞ。視聴をどうぞ。
https://youtu.be/Er57LuUywvg

しゅうごも言ってたけど私もこのライブで「あぁ、本当にデビューしたんだな」ってようやく実感した。しゅうごは元々音楽がやりたくて18歳で上京。しかし芽が出ずにそこから声優になりサイドエムで歌い、ほかにも色んなコンテンツで歌ってきた。そして上京から13年でアーティストデビュー。しゅうごは夢を叶えた。それが何より嬉しかった。

サイン&握手会は1番の人から順番に始まった。特に仕切りもないし、ファンの人と話すしゅうごを見ながらなんて言おうかをゆっくり考えた。まずデビューおめでとうございますは伝えよう、夢を叶えてくれてありがとうも言いたい。しゅうごを知って半年ですが……はいらないか、でもしゅうごに出会えて良かったことは伝えたい。そんなことを考えながらふと私は握手会が終わって帰る人たちの顔を見た。中には泣いてる人、こみあげてくる感情をぐっとこらえてる人、笑顔の人、嬉しさが爆発して小走りになってる人、サインと自分の名前が入ったポストカードを眺めては大事そうに抱える人……なんて幸せなんだろう。しゅうごはたくさんの人を幸せにしてるんだな。たまに「まじで?!」「うおー!」とかしゅうごのデカボイスが聞こえてきてふふってなった。自分の番が近づくたび、だんだん緊張してきた。前の列が移動して視界を遮るものがなくなったらしゅうごがよく見えた。

自分の列が呼ばれ並んでいるとき、しゅうごが肉眼でしっかり見えてしっかり声が聴こえた瞬間、なんの前触れもなくぶわって涙が溢れてきた。びっくりした、泣くとは思わなかった。PVと同じ服を着たしゅうごがそこにいる、しゅうごがいることを現実としてようやく認識したらしい。会話してる人の邪魔にならないように小さくしゃくり上げながら泣いていた。このままじゃ何も喋れないんじゃないかという恐怖と焦りに襲われた。

お姉さんに荷物を預け、しゅうごの目の前に来たとき号泣してしまい「お願いします」って泣きながら言ったらしゅうごがチラッとこっちを見てポストカードに私の名前を書きながら「どうした、どうした?」って慰めるようにめちゃくちゃ優しく話しかけてくれた。あんなに優しい声掛けられたから余計に泣いてしまって「嬉しくって」って泣きじゃくりながら伝えたら「そうか、そうか」って。ずっとしゅうごは優しかった。
「デビューおめでとうございます」「ありがとう」「しゅうごの笑顔が大好き」って言ったら私の手を両手で包み込みながらとびきりの笑顔を返してくれた。「これからもたくさん笑顔でいてください」って伝えた。帰り際またね、また会おうぜって。最後だからか立ち上がって手を振ってくれた。

外に出てからも駅までの道のりを歩きながらずっと泣いていた。ツイートしてるときも泣いていた。そして今、これを書きながら思い出しては一人また泣いている。夢のようだったし、いや夢でもこんなこと見れないだろう。みんな、しゅうごはずっとずっと優しかったよ。

私が仲村宗悟と出会ってまだ半年、でもすごく濃厚な半年だった。ますます彼を好きになり、そして彼は我々を好きでいてくれる。それは彼の言葉や音楽から伝わってくる。わたしがしゅうごの好きなところに「好きを茶化さない」がある。静間公演のオーディオコメンタリーゆうまや拓ちゃんがしゅうごを褒める場面が何度も出てくるがその褒め言葉を恥ずかしがって茶化したりせず、真っ直ぐ受け止めて「俺もみんなが俺を信頼してくれてるのが伝わって凄く嬉しい」と返す場面がある。褒め言葉を茶化さないって彼を褒めた相手も嬉しいしそういうところがしゅうごが愛されるところでもあるんだろうなと思う。だからわたしもしゅうごにたくさん好きを伝えたい。そして昨日それが出来た。真っ直ぐありがとうと返してくれた。伝えたいことをちゃんと伝えられて本当に良かった。

この人を好きになって良かった。そう思える瞬間がこれからもたくさん増えたら嬉しい。「太陽」と評される彼がこれからもたくさん輝き、そしてたくさんの輝きを受けますように。

Here comes The SUN

Here comes The SUN

Rain forecast

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ゆらゆら

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